物理法則とか

d:id:guldeen様からこんなコメントをいただいたのでレスしてみます。

# guldeen 『ちなみに物理法則などは、この世界ではどうなっているのでしょうか?セタンタが「手押し式のポンプ」を提案しているあたり、大気圧やパスカルの原理などが通用するであろう事は想像が付きますが、「電磁気」類に関する各種現象(静電気・稲妻・磁石)に関してはどーかなー、と思ったもので。
あと楽器に関しては、竪琴や口笛はこの世界にもあるようですが、弦楽器といえば「リュート」やギターの亜種などはどうなんだろう…。』

まずは物理法則について。(楽器については後段で)
この異世界の物理法則は、概ね現実世界の物理法則と同一です。
若干異なるのは、大気圧が若干低めであることと、重力が極わずかですが軽いことくらいでしょうか。とはいえ、極端な差は無いと考えてOKです。
電磁気に関しても、現代社会で既知の法則は概ねそのまま摘要出来ると考えて良いでしょう。実際、予定しているエピソードには静電気に関わる物もあります。
では、この異世界で現実と同様の文明が発達しない理由は何か。
これは、端的に言って魔法/魔術の存在にあります。
魔術/魔法については、いずれ設定メモを作ると同時に作品中でも詳説したいと思いますが、極端的に言うと、「世界を別の観点から捉えた疑似科学」と「法則性を持った超能力」が組み合わさったものと言うことになります。
そのため、この異世界では現実に起こる現象を、現実世界の「科学的学問体系」とは別の方法で説明しています。(「魔術的学問体系」とでもいうべきでしょうか。)
ちょっとわかりにくい説明ですが、詳しくは本文の中で追々書いていきますので。
それに、こちらのメモで書いた設定が、物語の都合で没になることも大いにあり得ますし。あくまで設定の下書き(スタブ)になりますので、その辺ご了承下さい。