影の島の服飾文化

生地の素材は主に毛織物と麻。絹や木綿はあまり普及していない。毛や羽毛を布で挟んで刺し子にしたものは鎧の下に着たり防寒具に着たりする。
模様は波模様と渦巻き模様、蔦模様などが多い。フラクタル柄も多い。
衣装の固定には革のベルトや革ひもを用いる。ボタンはあまり普及していない。
一般的な男性の衣装

  • 上半身
    • 麻のシャツ。襟元はひもで結ぶ。
    • 革のチョッキ。前袷は2〜5カ所をひもで結ぶ。
    • 布または革のマント。襟元を金属製の留め具で止める。
  • 下半身
    • 麻または毛織物のズボン。膝や尻などにあて布や革。ウェストはベルトで留める。
    • 革製のブーツは高級品。木製のサンダルや木靴が一般的。

一般的な女性の衣装

  • 上半身
    • 裾の長いシャツかワンピース。素材は麻が多い。
    • 毛織物か革の肩掛け。
    • 毛織物か麻の頭巾。あるいは革の髪留めなど。
  • 下半身
    • 麻か毛織物のスカート。革ひもまたは布の帯でウェストを留める
    • 木靴を履いている場合が多いが、簡単な革靴も珍しくはない。

男性はほとんどの場合ひげを生やしている。ひげが生えていない男は子供だと思われることも多い。
女性は多くの場合髪を背から腰くらいまで伸ばしている。三つ編みにしたり革や金属の髪留めで留めている。